『ビジネス英語の真髄 ―現場からの発信』 林 行雄


目  次


本書を書くに当たり  iii

第1章 日本人の英文ライティング  1
1.1. 日本人は受動態が好き  1
 1.1.1. 受動態は普通使わない  1
 1.1.2. 「私はバッグを盗まれた」を英訳してみよう  1
1.2. ビジネス英語において受動態を使用する実例  3
 1.2.1. 実際の受動態使用例を見てみよう  3
 1.2.2. 貨物を破損させたのはだれか  3
 1.2.3. グループ好みと日本語「れる」との混同  4
 1.2.4. どのような文でも受動態となり得るものではない  5
 1.2.5. 受動態はどのような場合に用い得るか  7
 1.2.6. 能動態と受動態とでは通常意味が異なる  7
1.3. 構文を変えれば意味が変わる  8
 1.3.1. 文体を変えれば意味が変わる  8
 1.3.2. the highestとhigher than any otherは同じ意味か  8
1.4. 単語が変われば意味が変わる  11
 1.4.1. 単語が異なれば意味が異なる  11
1.5. 日本人の英文ライティング  12

第2章 ビジネス英語ライティングに最小限必要な英文法  15
2.1. ビジネス英語ライティングに必要な基礎的な文法事項について  15
2.2. 名詞,形容詞,副詞とは  16
 2.2.1. 英文を構成する品詞とその文中における働き  16
 2.2.2. 最低限記憶すべき事項  16
 2.2.3. 名詞,形容詞,副詞の定義  16
  2.2.3.1. 名詞とは文中にて主語・目的語・補語になるもの  17
  2.2.3.2. 形容詞とは文中にて名詞を修飾するものおよび補語となるもの  19
  2.2.3.3. 副詞とは文中にて動詞・形容詞・副詞を修飾するもの  20
 2.2.4. 名詞としての補語と形容詞としての補語  21
  2.2.4.1 名詞の補語と形容詞の補語  21
  2.2.4.2. 補語が「もの」であるか「性質」であるかを考え「名詞」あるいは「形容詞」の補語を選ぶ  24
2.3. 不定詞  25
 2.3.1. 不定詞の名詞的用法  26
 2.3.2. 不定詞の形容詞的用法  26
2.3.3. 不定詞の副詞的用法  27
2.4. 分詞  27
 2.4.1. 現在分詞  27
  2.4.1.1. 現在分詞を用いた文の一例  27
 2.4.2. 過去分詞  35
 2.4.3. 分詞は形容詞として働く  35
 2.4.4. 現在分詞・過去分詞は単独で単語の後ろに位置し得る  37
 2.4.5. 能動状態形容詞と受動状態形容詞  38
 2.4.6. 動名詞  39
  2.4.6.1. Seeing is believing.  39
 2.4.7. 動詞の活用形は過去形のみ  40
  2.4.7.1. 英語では過去形のみが定形  41
  2.4.7.2. 英語における過去形以外の時間表現  41
2.5. 受動態  42
 2.5.1. 受動態の成り立ち  42
 2.5.2. 受動態は能動態の他動詞の目的語を主語にした文  42
 2.5.3. 受動態は能動態の目的語を主語としその変化した状態を表す  43
 2.5.4. 劇的変化,つまりby youが省略できる  43
 2.5.5. 能動態が地球ならば受動態は月  44
 2.5.6. なぜHe has been arrived at the airport.は間違いか  44
 2.5.7. 受動態を用いた文  46
 2.5.8. 省略により従属節より時制の束縛を解除  47
2.6. 現在完了形  47
 2.6.1. 完了形は「〜し終えた」か,過去形は「〜した」か  47
 2.6.2. 過去形と現在完了形  48
  2.6.2.1. 実際のビジネスより完了形の例―好機の到来  49
  2.6.2.2. 実際のビジネスより完了形の例―返品完了に関する危惧  50
  2.6.2.3. 現在完了形はビジネス英語では頻繁に用いられる  50
  2.6.2.4. 分りやすい完了形の例―Tomと真理子の同棲  51
 2.6.3. 過去形は現在とは別の既に過去となった事柄を表す  52
  2.6.3.1. 実際のビジネスより過去形の例―返品完了に関する危惧  53
2.7. 関係代名詞  56
 2.7.1. 関係代名詞の理解はビジネス英文ライティングで必須である  56
 2.7.2. 関係代名詞を省略して現在分詞句が残る例  56
 2.7.3. 関係代名詞を省略して過去分詞が残る例  56
 2.7.4. 関係代名詞を省略して不定詞句が残る例  57
 2.7.5. 関係代名詞も関係副詞も形容詞節を導く  57
 2.7.6. 関係代名詞のごく簡単な説明  57
  2.7.6.1. 関係代名詞の主格を用いる文  57
  2.7.6.2. 関係代名詞の所有格を用いる文  58
  2.7.6.3. 関係代名詞の目的格を用いる文  59
 2.7.7. 関係代名詞,be動詞などの省略による文の簡素化の意味  60
2.8. 仮定法  62
 2.8.1. ビジネス英語では非現実を表す典型的な仮定法は通常用いられない  62
 2.8.2. 学校で学んだ典型的な仮定法  62
  2.8.2.1. 仮定法過去  62
  2.8.2.2. 仮定法過去完了  62
  2.8.2.3. 仮定法過去未来[学校では仮定法未来と習った]  63
 2.8.3. 条件文  63
  2.8.3.1 条件文の例  63
  2.8.3.2 条件文の本質  64
 2.8.4. ビジネス英語に於ける仮定法の本質  65
  2.8.4.1. 絶対条件に曖昧な意味を付加するには  66
  2.8.4.2. 助動詞の役割は動詞の意味を曖昧にするところにある  66
  2.8.4.3. if you reply to our letterの意味を曖昧にする  67
  2.8.4.4. replyをwill replyとする  67
  2.8.4.5. 主節およびif節のwillを共に過去形wouldとする  68
  2.8.4.6. We would appreciate it if you would reply to our letter.の出現  69
  2.8.4.7. 過去形〔過去未来形〕を用いた省略文に関する注意  70
2.9. 英文ライティングで最低限知るべき時制の外観  71
 2.9.1. 時制全体の大まかな把握  71
 2.9.2. 複数の文は時間的経過に合わせ作成する  73
2.10. 現在形,ほか  77
 2.10.1. 現在形  77
  2.10.1.1. 「本書を書くに当たり」記載の現在形と現在進行形の文  77
  2.10.1.2. We develop drugs. の意味  78
  2.10.1.3. 現在形の意味  78
  2.10.1.4. 動作の一点を表すのは進行形  78

第3章 ビジネス英文作成の基礎と盲点  81
3.1. メール〔手紙〕の書き出し  81
 3.1.1. いかにメールを書き始めるか  81
 3.1.2. 上記3.1.1.の実用例  82
 3.1.3. 送信可能な書き出しのお愛想  84
 3.1.4. Thank youでメール〔手紙〕を開始しThank youで締めくくる  85
3.2. メール〔手紙〕の結び  85
 3.2.1. 無難な結び  85
 3.2.2. 送信可能な結びのお愛想  86
 3.2.3. appreciateとwould appreciateの違い  86
 3.2.4. We would be appreciatedは間違い  87
3.3. 立場の相異により使用法が異なる言葉  87
 3.3.1. favorable replyの使用上の注意  87
 3.3.2. regretの使用上の注意  90
 3.3.3. be willing to 〜の使用上の注意  91
 3.3.4. let someone knowの使用上の注意  92
3.4. メールなど作成に当たり誤りやすい重要単語の使用法  94
 3.4.1. recommend, adviseでなくaskを使おう  94
 3.4.2. wishとhopeの用い方  95
 3.4.3. receiveとacceptの用い方  96
 3.4.4. placeとorderの用い方  97
 3.4.5. goods on our orderであってgoods in our orderではない  98
 3.4.6. hear, learnとknowの違い  99
 3.4.7. subject toの用い方  99
 3.4.8. arrange forの便利な用い方  102
 3.4.9. referの用い方  103
 3.4.10. as followsとfollowingの用い方  104
 3.4.11. fileの用い方  106
 3.4.12. claimとdamage(s)の使用上の注意  106
3.5. 国際渉外で理解され難い日本独特の慣習  107
 3.5.1. 以心伝心を無理やり訳せば  108
 3.5.2. suggestとproposeの使用上の注意  113
 3.5.3. 日本人の言う確認するはconfirmではなくinformである  115
 3.5.4. 日本人の言う「対応お願いします」に該当する英語はない 118
 3.5.5. 日本人の使う「適用する」も困った言葉である  119

第4章 英文メールライティングに必要な基本的な短文  121
4.1. 価格関連  121
 4.1.1. 数量値引き  121
 4.1.2. 建値関連  122
4.2. 発注関連  123
4.3. 出荷関連  124
 4.3.1. 指示の遵守  124
 4.3.2. 出荷時期ほか  124
 4.3.3. 在庫状況  126
 4.3.4. L/C(信用状)関連  127
 4.3.5. 苦情関連  128
4.4. 支払関連  129
4.5. 市場関連  130
4.6. 製品関連  131
4.7. 情報関連  133
4.8. オファーほか  134

第5章 英文メールライティングの構成  135
5.1. 比較的短いメールの作成練習と構成  135
 5.1.1. Product A オファーに対する値引きの要請  135
 5.1.2. Product B サンプル出荷要請のメール  137
 5.1.3. フランス製ワイングラス代替品出荷の依頼  139
5.2. 多少難易度の高いメールの作成練習と構成  140
 5.2.1. Product C, 2,000セット旧価格にて出荷可能  143
 5.2.2. 代替品購入の要請  143
 5.2.3. 販売権喪失回避のための通信  145

第6章 実際の英文ビジネスライティング  149
6.1. Auto-Test Co., Ltd.に特殊ケーブルの供給を依頼するメール  149
6.2. 取引開始の申し込みに対する返信のメール  152
6.3. MicroLead社とのビジネス  155
 6.3.1. 販売促進援助に対する感謝を表すメール  155
 6.3.2. 販売条件の変更に関する理解を促すメール  158
6.4. KS社とのビジネス  161
 6.4.1. パートナーの受賞を祝うメール  161
 6.4.2. パートナーの受賞を伝えるニュースリリースにJM社コメントを挿入  162
6.5. GZP社とのビジネス  164
 6.5.1. GZP社に技術トレーニングの目的で社員を派遣  164
 6.5.2. GZP社のためにRM Labとの取引を仲介  167
6.6. AmTex社とのビジネス  170
 6.6.1. AmTex社との膠着したビジネス  170
 6.6.2. AmTex社長に決断を迫る  171
 6.6.3. AmTex躊躇しつつもJMへの独占販売を思量する  178
 6.6.4. AmTex社,JM社への独占販売をなお躊躇  186
 6.6.5. AmTex社, JM社に販売額の設定を求める  193
 6.6.6. AmTex社, JM社に他社製品販売の禁止を求める  204
 6.6.7. AmTex社, JM社に競合製品販売の禁止を求める  207
 6.6.8. JM宮本氏,AmTex社長Mr. Tom Brownに決断を求める  211
 6.6.9. AmTex社長の決断  214
6.7. UniLex社とのビジネス  215
 6.7.1. UniLex社にセールスキャンペーン協力を要請  215
 6.7.2. UniLex International Marketing責任者Ms. Parkerの引退通知  217
 6.7.3. UniLex社Ms. Parker引退の通知に対する宮本氏メール  219
 6.7.4. UniLex社Ms. Parkerセールスミーティングにて引退の発表  221
 6.7.5. JM宮本氏の退職を伝えるメール  224
 6.7.6. UniLex, Dr. BakerほかJM訪問のメール  225
 6.7.7. UniLex宮本氏Dr. Bakerにフランス市場マーケティングのプレゼンテーションを要請  226
 6.7.8. UniLex宮本氏Dr. Bakerを鎌倉に誘う  228
 6.7.9. Baker氏ほか2名鎌倉散策を快諾  231

あとがき  233