認知意味論を目指してII
― Toward a Cognitive Semantics ―
編著者:
レナード・タルミー (著) 岩田彩志 菊田千春 西山淳子 (監訳) 對馬康博 藤川勝也 岩田彩志 (訳)
ISBNコード:
978-4-7589-1392-8
発売日:
2023年11月20日
定価:
4,620円(税込)(A5・312頁) |
内容
認知言語学の創始者の1人とされるレナード・タルミーが、人間の知覚と概念化の仕組みから文法の意味論に迫った大著は、1970年代から約30年の研究をまとめた認知言語学のまさに金字塔である。その待望の翻訳(全4巻)の第二弾は、注意の分配に関わる言語における「地」と「図」の概念関係、「地」の事象と「図」の事象の関係と文構造、言語の伝統的な使役を包含するチカラの力学の意味カテゴリー、使役の構成要素と意味を説明する。
目次
第3部 注意(第I巻より続く)
第5章 言語における「図」と「地」
第6章 事象と事象を関係づける構造
第4部 チカラと使役
第7章 言語と認知におけるチカラの力学
第8章 使役の意味論