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最新英語学・言語学シリーズ22
文法化・語彙化・構文化

編著者:
加賀信広・西岡宣明・野村益寛・岡崎正男・岡田禎之・田中智之 (監修) 小川芳樹 石崎保明 青木博史 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-1422-2
発売日:
2020年7月26日
定価:
4,180円(税込)(A5・312頁)
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内容

現代言語学は、主に、自然言語の変化しにくい静的な側面をもとに、言語知識の中身の解明を目指している。しかし、言語には、変化を受けやすい動的な側面もあり、それを知ることではじめて見えてくる言語の本質もある。本巻は、認知言語学・生成文法統語論・日本語学の観点から、文法化・語彙化・構文化という言語変化の一般的な特徴が、それぞれ、どのように説明できるかについて、英語と日本語の豊富な実例をもとに解説する。

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目次

第I部 認知言語学に基づく文法化・語彙化・構文化の分析

第1章 はじめに
第2章 理論的枠組み
第3章 way構文
第4章 ‘time’-away構文
第5章 所格交替動詞を含む構文
第6章 第I部のまとめ


第II部 生成文法の観点から見る文法化・語彙化・構文化

第7章 生成文法における「構文」
第8章 比較統語論の進展と含意的普遍性の取り扱い
第9章 パラメータ統語論に関する潜在的問題
第10章 生成文法による文法化の研究
第11章 生成文法による語彙化の研究
第12章 生成文法による構文化の研究
第13章 意味変化の一方向性,統語変化の双方向性と経済性の原理
第14章 第II部のまとめ


第III部 日本語における丁寧語の歴史

第15章 はじめに
第16章 記述の方針
第17章 「です」の成立
第18章 対者敬語の成立
第19章 「です」の文法化
第20章 おわりに

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