一歩進める英語学習・研究ブックス
【新装版】基礎と完成 新英文法
編著者:
安藤貞雄 (著)
ISBNコード:
978-4-7589-1216-7
発売日:
2021年4月26日
定価:
2,420円(税込)(四六判・576頁) |
内容
本書は、『基礎と完成 新英文法』(初版1984年、改訂版1987年刊行、数研出版)の待望の新装復刻版である。英文法を体系的かつ合理的にとらえ、著者の“考える英文法”の視点が全巻に一貫して流れている。また、解説は平明で詳細にわたり、類書とは一線を画している。
著者はのちに大著『現代英文法講義』(2005年、開拓社)を上梓した。その内容が凝縮されているとも言える本書は、高校生用に書かれた学習参考書ではあったが、大学生、英語教師、本気で英語を学び直したい社会人に最適な英文法書と言えるであろう。
目次
序章 綴り字と発音のルール
A 子音字の発音
B 母音字の発音
C 発音されない子音字
D アクセントの重要ルール
章末問題
第1章 文の構造
A 文の要素
B 5文型
章末問題1
第2章 品詞と句・節
A 品詞
B 句
C 節
章末問題2
第3章 文の種類
A 伝達内容による文の種類
B 平叙文
C 疑問文
D 命令文
E 感嘆文
章末問題3
第4章 時制
A 時制の組織
B 現在時制
C 過去時制
章末問題4
第5章 未来時を表す表現形式
A はじめに
B 未来時を示す6つの形式
章末問題5
第6章 完了形
A 完了形の3形式
B 現在完了形:〈have/has+過去分詞〉
C 過去完了形:〈had+過去分詞〉
D “未来”完了形:〈will/shall have+過去分詞〉
章末問題6
第7章 進行形
A 進行形の形式と意味
B 現在進行形:〈is/am/are+現在分詞〉
C 過去進行形:〈was/were+現在分詞〉
章末問題7
第8章 完了進行形
A 完了進行形の3形式
B 現在完了進行形:〈have/has been+現在分詞〉
C 過去完了進行形:〈had been+現在分詞〉
D “未来”完了進行形:〈will/shall have been+現在分詞〉
章末問題8
第9章 動詞の活用
A 動詞の活用
B 活用形の作り方
章末問題9
第10章 助動詞I:Be, Have, Do
A 助動詞の一般的特徴
B Be
C Have
D Do
章末問題10
第11章 助動詞II:法助動詞
A 法助動詞の種類
B Can/Could
C May/Might
D Will/Would
E Shall/Should
F Must
G Have to
H Ought to
I Need
J Dare
K Used to
L <法助動詞+have+過去分詞>の用法
章末問題11
第12章 受動態
A 能動態と受動態
B 基本構文の受動態
C 注意すべき受動態
D by以外の前置詞をとる場合
E 〈be+過去分詞〉以外の受動態
F 〈by+動作主〉の省略と表現
章末問題12
第13章 名詞I
A 名詞の種類
B 不可算名詞⇔可算名詞
C 名詞(句)の用法
章末問題13
第14章 名詞II
A 名詞の数
B 名詞の性
C 名詞の格
章末問題14
第15章 代名詞I
A 人称代名詞
B 再帰代名詞
C 指示代名詞
章末問題15
第16章 代名詞II
A 不定代名詞
B all, both, every, each
C either, neither
D one, none
E other, another
F some, any
G no, any, every, someを含む複合語
章末問題16
第17章 冠詞
A 冠詞の2種類
B 不定冠詞
C 定冠詞
D 冠詞の語順
E 冠詞の省略と反復
章末問題17
第18章 形容詞
A 形容詞の2種類
B 形容詞の2用法
C 数量形容詞
D 数詞
章末問題18
第19章 副詞
A 副詞の働きと種類
B 副詞の語形
C 副詞の位置
D 注意すべき副詞
章末問題19
第20章 比較I
A 比較級・最上級の作り方
B 比較構文
章末問題20
第21章 比較II
A 比較の注意すべき用法
B 慣用表現
章末問題21
第22章 疑問詞
A 疑問代名詞
B 疑問副詞
C 間接疑問文
章末問題22
第23章 関係詞I
A 関係代名詞
B 制限用法と非制限用法
C 関係副詞
章末問題23
第24章 関係詞II
A 複合関係代名詞
B as, but, than
章末問題24
第25章 不定詞
A 不定詞の特徴と種類
B 名詞的用法
C 形容詞的用法
D 副詞的用法
E 動詞としての用法
F 原形不定詞
G 不定詞の意味上の主語
H 不定詞の時制
I 不定詞のその他の用法
章末問題25
第26章 分詞
A 分詞の種類と形式
B 現在分詞の用法(1)
C 現在分詞の用法(2)
D 現在分詞による分詞構文
E 過去分詞の用法(1)
F 過去分詞の用法(2)
G 過去分詞による分詞構文
章末問題26
第27章 動名詞
A 動名詞の形式
B 動名詞の用法
C 動名詞の意味上の主語
D 動名詞の表す時と態
E 目的語としての動名詞と不定詞
F 動名詞を含む慣用表現
章末問題27
第28章 仮定法
A 3種類の法
B 条件文の仮定法
C 条件文以外の仮定法
章末問題28
第29章 接続詞
A 接続詞の種類
B 等位接続詞
C 従位接続詞(1):名詞節を導くもの
D 従位接続詞(2):副詞節を導くもの
章末問題29
第30章 前置詞
A 前置詞総説
B 〈場所〉の前置詞
C 〈時間〉の前置詞
D その他の紛らわしい前置詞
E 群前置詞
章末問題30(A)
章末問題30(B)
第31章 否定
A 否定の2種類
B 文否定
C 語否定
D 従属節の否定
E 否定の意味を含む肯定文
F 二重否定
章末問題31
第32章 呼応
A 主語と述語動詞との呼応
B その他の呼応
章末問題32
第33章 時制の一致と話法
A 時制の一致
B 話法の変換
C 非伝達文中の代名詞・副詞語句の変更
D 重文・複文などの間接話法
章末問題33
第34章 文の転換
A 構造による文の種類
B 文の転換:単文⇔重文⇔複文
C 文の転換:複文⇔単文
章末問題34
第35章 無生物主語構文
A 無生物主語
B 無生物主語をとる動詞
章末問題35
第36章 特殊構文
A 倒置
B 強調
C 省略
章末問題36
第37章 複合動詞
A 複合動詞の特徴
B 複合動詞の用例
章末問題37